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「教育格差」は何の差か?② [業務日誌]

かつてお仕事をさせていただいた関係で,某予備校さんとは上京後もお世話になっていて,
偶然だが,今も打撃関係でとても懇意にしてもらっている。

バイト時代にお世話になった師匠,マ◎ンナ先生や同い年のヤ◎キー先生も今やT進ナントカ
にヘッドハンティングされて,以前の活気はなくなったようだが(ーー;),なんだかんだいってもや
はり全国区の大手予備校である。

先般の「私大入試研究会」の出張を病気休暇で欠席してしまった私に,やはりかつてお世話になっ
た英語講師,N先生がわざわざメールを下さって,ついでにその出張で配布された,日本の中央自
治体公立高校の今年の【センター試験のデータ】を送って下さったのだ。

N先生の「見てひっくり返らないでね♪」というメモを見る前に


まず,見て超ビックリΣ(- -ノ)ノ



                   ・・・・・・・・・・・あまりの低さに(苦笑)。

そのデータには「進学重点推進校」と銘打った,いわば自治体の看板のような学校ばかりだ。むろんたった1つの予備校のデータをすべて鵜呑みにはできないのだが,それにしてもヒドい。同時期に,地元の高校で教鞭をとっている後輩に頼んでいたセンター試験のデータが届いた。

その県立高校は,地方の学区でいうと3番~4番手。全県でいうと上には公立だけでも10校以上は
ある。地域では評判のいい進学高校だが,ネームバリューはなく,こちらの先生方でもこの学校の名前を知る人はまずいないだろう・・・くらいな感じ。都立でいうと,M鷹とかM田みたいなポジション。

で,結果を照らし合わせてみると・・・・なんと都立トップ校の日◎谷と八◎子東のちょうど間。

これが地方自治体の実力である。

聞けば,後輩が勤めるこの高校は,今年東大3名。九大80名。
「昨年度,東大10名だったから今年は良くないんですよ~(T^T)」とは後輩教員弁。

日◎谷をはじめ,都立トップ御三家は数年前からテコ入れを始めて,最近になって漸く“都立復
活!!”なんて云われるようになって・・・コレですから(苦笑)。某予備校のデータだけで見ると,今年
の結果からはいわゆる「足切り」で東大を受験できる生徒が10人いないことになる。この後輩教
員にも花の京のデータは大変興味深かったらしく,職場で大いに盛り上がったそうだ(笑)。

来年度から,花の京は神奈川に並んで全ての公立私立高校で「日本史」を必修にするという独
自の路線を「奉仕必修化」に加えて打ち出すそうだが・・・それってなんかどっかズレてると思うの
は私だけなのかしら・・・・



要するに

現場の教員がテコでも動かないもんだから,京が動いちゃうワケですよ┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・


「高校の3年間は,人生を決める3年間」です。
この視点を見失ってしまうと,マジで一生頑張れないです。
だからこそ,天才でない限り,学校選びは慎重に,真剣に。
子どもはトコロテンじゃないんだから。
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