その先は,あるのだろうか。 [松日和]
はじまりました。
ワーイ ( ^-^)o-o<※ ☆
なんて,欣喜雀躍して喜べないくらい,初回からなんとテーマや展開の重いことか!
詩人の谷川俊太郎は『うそとほんと』の中で
うそのなかのうそを さがすな
うそのなかの ほんとをさがせ
ほんとのなかにほんとを さがすな
ほんとのなかのうそを さがせ
と謳っています。
ドラマ「救命病棟24時」はまさにこのことを考えさせてくれます。
虚構だけど,虚構なのでしょうか。
本当は1つもないのでしょうか。
初回は,よく報道される救急患者や妊婦のいわゆる“たらいまわし”が
多く描かれていました。そして,過酷な現場を鼻から否定する若き研修医(工藤先生),
そして専門の救命医でもないのに,という思いたっぷりの耳鼻科の野口先生と眼科の
丹原先生。そして,やはり胡散臭さを演じさせたらこの人の右に出る人はいないのか,
ユースケ・サンタマリアが医局長・澤井先生として登場します。
小島先生,そして進藤先生の魂はパワフルにご健在です。
私が一番印象的なのは今回の婦長,堀田さん。
今宵の第2話では,初回に現場の過酷さや進藤先生の厳しさにブチ切れて現場を放棄してしまった
丹原先生が,プライドを捨て,プライドをかけて救命の現場に戻ってきたのが良かったですね。
胡散臭いユースケ・・・ちがった澤井先生は,どこまでが〈うそ〉でどこまでが〈ほんと〉か一番分からな
いキャラです・・・でもオイシイ役じゃないか(笑)。信じたいけど、( ̄ヘ ̄;)ウーン・・・あっ,そーいや
ー,これって私もよくお子様方に云われていますわん(T▽T)アハハ!
そして,コレも忘れずに。
テーマの重さに対して,楽曲のテンポが軽いとか明るいなどとちゃんと耳を澄まさない
人は揶揄しているようですが,ちゃんとドラマのテーマに比例して重い想いが丁寧に
表現されています。
ドラマが重い分,これくらいのアップテンポで丁度いいと思う。
どんな世界が待っていても,目の前にあっても,未来や希望はお忘れなく。
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