すっかりカツマー(笑) [汗牛充棟]
G.W.突入。
現場は学校行事で1年で最も忙しい時期に突入(T-T)
この休みは少しだけ笛吹きに行って、あとはしっかり休養しようと思う。
さて。
経済とかビジネスとは興味関心はもちろん、縁もゆかりもなかった松っつぁんが、
『断る力』という一冊との邂逅によって、経済書を読み漁る日々が続いている。
- 作者: 勝間 和代
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: 新書
今や勝間さんの著書は勢ぞろい。
すっかり“カツマー”である(^^)
年齢も近く、とにかくボジティヴ思考なのが心強い。
そして発言にブレがない。
そこが最も強くインスパイアされ、私自身大いに反省を促され、励まされた。
勝間本のスタートとしてお勧めなのは、
この本から各自、気になる著書から読んでいきました。
そして、最近になってようやく手に入れた、勝間さんの原点ともいえるコレ。
勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 022)
- 作者: 勝間 和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 新書
インディペンデント(以下、インディ)とは「自立」。
その対義語としてウェンディ(ピーターパンのヒロイン名)が置かれています。
勝間さんが説く、インディの条件は今の世の中ではかなり非現実的で、特に殿方は疑問に思う
点もあるかもしれませんが、実際に女性がゆとりを持って「自立」する(特に子どもを抱えてなら
なおさら)には著書で挙げられている条件は、決して無謀とはいえないと感じます。
でも、やっぱりなかなか難しい。
きっと勝間さんはできることから、少しずつ、大切なのはやり続けることが大切だと思っていらっ
しゃるのではないでしょうか。
私はインディの条件には程遠いですが(笑)、インディに導く法則は経済社会にいなくとも、十分に
当てはまると思いました。それは・・・
①じょうぶな心
②学び続ける力
特に今の私には「じょうぶな心」は必要なものです。その中でも特に「アサーティヴ」は私に大きな
影響を与えてくれました。今ではこのトレーニングをHRや授業で試みる計画を立てているところ
です。
そして勝間さんの各著書やブログなどで必ず出てくるのが「三毒追放」という言葉です。
仏教に基づく、ネガティヴ・シンキングの種を摘み取るものだとか。
①妬まない
②怒らない
③愚痴らない
第一にお勧めする必殺技として挙げられています。
妬まない、怒らないはなんとか努力できそうなのですが、3つめの「愚痴らない」 が
一番困りました。毎日、愚痴らない日はありませんヽ(TдT)ノアーウ…
ひとりごとでも愚痴ってるような松っつぁんなのに。
心がけようとは思うものの、いつも挫折しては後悔し、かえってストレスになっている気も・・・
たぶん、心のどこかで「愚痴らない」ことを受け入れられていないのかもしれません。
仕事のストレスのはけ口のツールとして「愚痴」が欠かせないものとしてすでに習慣化している
のだと思います。本当に「毒」だな、と最近つくづく感じるのです(>_<)
愚痴るとスッキリするけど、本質的に問題が解決するわけではないし。
今はむしろ後悔の念が押し寄せるばかりで・・・私の今年度の努力目標になりそうです。
見返りを求めず、自分にも、相手にも与えていくこと。
それは生徒と接していて実感します。
それは一見、自信家、自慢ばかりしているととらえられがちですが、それとはまた異なります。
勝間さんの言葉を見ていくと、自然と1人の女性管理職が思い浮かばれました。
それは“ジャガー”です(笑)。
ただ100%そうではないところがジャガーたるゆえんなんですけどσ(^_^;)
ただ、彼女もまたいろんな苦労をして現在があることがなんとなく読み取れるところがあって
そこはとても認めているし、なによりも生徒を見ていたらどんな教員か分かります。
たぶん、彼女がジャガーなのは性格の問題なんだろうなぁって...最近思います(笑)
人と比べず、頑張りすぎずに、スキルアップ目指します!
起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
- 作者: 勝間 和代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/11/29
- メディア: 単行本
会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/03/17
- メディア: 新書
アナタも、気になった著書から読んでみてください。
勝間さんという世界は長く知らずにいました。
NHKテレビの討論会で並み居る男性有名人のなかで1人だけ彼女の話だけがしっかりした内容だったのでオヤッと思いました。
そして貴ブログのブックマークということを知りハテナ?と思っていましたらこの記事を読み納得しています。
論理と効率を歯切れよく説くのでそのカリスマ性は高まるばかりですね。
ただし、先日、サンプロ(田原総一郎の司会)で、アメリカ系企業の例を紹介していて、「駄目な下から1/5は切ってゆく」という趣旨の事情を肯定的に話していたように思われました。そこで、私自身は、「勝間教」信者にはなれないな、と思いました。
「断る力」は店頭で立ち読みしましたが、買いませんでした。「断るほどの仕事」を持つ人がどれだけいるでしょうか?
「おソ松Ⅱ」の世界には、よく理解できないままにも次を読みたくなります。
by bonn1979 (2009-04-30 04:19)
★bonn1979さま
いつも観念の世界にお付き合いくださいまして、
ありがとうございます<(_ _)>
私は経済に疎いので、勝間さんもお勧めしている書籍の拾い読みで
学校社会にも通じる部分にインスパイアされています。
しかし、全く無知だった経済の話も新聞やニュースで拾い読みするよ
うになっただけでも、自分で吃驚しているところです(笑)
実は「断る力」の中で紹介されているアサーショントレーニングを検索して
いて、bonn1979さまのサイトにたどりついたんですよ( ̄▽ ̄)b !
「断るほどの仕事」を持つというより、しかるべき管理職が、適切な人選
の上で仕事を割り振れずに、立場の弱い、経験の浅い人間に無茶な
オファーをする理不尽さが学校社会には普通にあります。
やりたくても、新人としてしなければならないことがあるのに、
それをそっちのけでコレやれ!ということが何度となくあり、
過労で若い者から元気がなくなっていく事態です。
私もその1人で、私に断るという発想があれば、病気は少し軽くなって
いたのかもしれません。
by 松matsu (2009-05-01 23:31)