日々の重さ [汗牛充棟]
「エイジ」の次は,これになるかもしれない。
本当の日常はこんなふうに本来重いものなのだろう。
それを正視したくなくて,気づきたくなくて,
みんな,明るく,爽やかに,軽~く生きようとしているのだろうか。
小説は虚構だが,その中に真実はいつもある。
本当の日常はこんなふうに本来重いものなのだろう。
それを正視したくなくて,気づきたくなくて,
みんな,明るく,爽やかに,軽~く生きようとしているのだろうか。
小説は虚構だが,その中に真実はいつもある。
自己否定,自己肯定 [汗牛充棟]
センター試験のkeywordの1つかもしれない。
「自己肯定」と「自己否定」。
2006年度センター試験・小説。
僕はかぐや姫
作者: 松村 栄子
出版社/メーカー: 福武書店
発売日: 1991/05
メディア: 単行本
松村氏は次年度の堀江敏幸氏同様,1960年代生まれの,
やはり芥川賞作家で,この作品で1999年海燕新人文学賞を受賞。