夏休み写真日記~江戸を渡るの巻~ [Photo Life]
長月最初の週末は,まだ夏休み気分が抜けず(^_^;)
こんな風景を見に「江戸」へ。
ブロガーのお友達,さらぽん女史のお誘いで,
東京の河川を船で巡るツアーに参加した!(^^)!
出発は秋葉原から。
神田川~日本橋川~隅田川~小名木川というおよそ2時間半コース。
まだ残暑というより猛暑といっていいこの日,グラサンにタオルを巻いて,UVカットと
水分補給を完璧に装備して出陣
船は漁船らしき風情のもので,一般で参加すると4000円くらいで行ける。
こんな感じ♫
見なれた都心の風景を川から眺めるのも,またいとをかし。
水道橋付近
立体交差の駅。
後楽園橋。
とにかく橋が多いので,橋げた萌えの人にはたまらないツアーだろう。
神田橋。
神田川の先は,高速の腹部が連なる。
すると,今最もホットな観光名物の作りかけが(笑)・・・見える。
さらに船は歩みを進めると,
弥生も末の七日、明ぼのゝ空朧々として、月は在明にて光おさまれる物から、不二の峯幽にみえて、
上野・谷中の花の梢、又いつかはと心ぼそし。むつまじきかぎりは宵よりつどひて、舟に乗て送る。
千じゆと云所にて船をあがれば、前途三千里のおもひ胸にふさがりて、幻のちまたに離別の泪をそゝぐ。
行春や鳥啼魚の目は泪
是を矢立の初として行道なをすゝまず。人々は途中に立ならびて、後かげのみゆる迄はと、見送なるべし。
松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出る,最初の江戸の地・深川。
門人・河合曾良を伴い,ここから船に乗って千住へ,さらに奥州・北陸・美濃へと向かうのです。
ここには芭蕉記念館もあって,毎日17:00になるとライトアップされの,芭蕉さんの像が回転しの,
と見所も豊富な模様。
「名にしおはばいざ言問はむ都鳥我がおもふ人はありやなしやと」by 伊勢物語・東下り
・・・でしょう(* ̄ ̄ ̄ ̄ー ̄ ̄ ̄ ̄) 都鳥とは「ゆりかもめ」。東京の鳥ですな。
教科書でしか知らないのに,したり顔で教えていた松っつぁーん。
これで少しは威張って言える???www なんちって
そうこうしているうちに、スカイツリーがどんどんデカく見えるようになって,
案内のおじさんが声高に「カメラのご用意を!!」と叫ぶ。
アサヒビールのビルに映る「スカイツリー」の図。パチ☆\\ ̄ー ̄)( ̄ー ̄//☆パチ
貴重なショットのために船をしばし停めてくださるというサービスぶり。
カンドーしました★
江戸の風情とTOKYOの今を堪能して,一路再び秋葉原へ。
無事に船旅が終了。
とても暑い1日だったが,半分くらいは高速道路の下で,ビル風なのか風にも恵まれ,
なかなか充実した川下りツアーでしたヾ| ̄ー ̄|ノ ♪
この後,夕刻に鰊1号大先生と合流するのだが,少々時間があるとのことで,
さらぽん女史のナビで下町「谷根千」を散策しに行く♬
しかしながら,探すのに一苦労しました。
町中に掲示されてる地図通りに歩いてもなかなか見つからない。
うろうろするも目に入ってくるのはなんとまあラブホ,ラブホ,ラブホ・・・・( ̄Д ̄;;
女子二人でどこをうろついているやら(汗)
ようやく到着。
ポスターがなければさらに分からなかったかも(ノ∀`)
それくらい地味に,ひっそりとある。
閉館まであと10分と言われて,足早に館内を巡る。
「病床六尺」などの場である六畳一間の書斎は本当にこじんまりとしていたけれど,
縁側から当時は夏になると隅田川の花火大会の音が聞こえていたと言う。
俳句にも読まれている「ヘチマ」も庭にあった。
ちなみに館内は庭も含めて撮影は禁止。
また季節が変わったら,ゆっくり訪れたい。
しかしながらだね,まさか正岡子規も自分の死後,周囲がラブホ林立の街になろうとは
思っても見なかっただろうなぁと思いながら,谷中へ向かう。
この日は本当に日差しの強い,暑い1日だった。
せっかく谷中なので,谷中ジンジャーのかき氷とドリンクに舌鼓。
さっぱり,ほんのり甘くて疲れが少し緩和した感じ(o ̄ー ̄o)
下町の何気ない光景がいい
谷中は何度か訪れたことがあるが,いつ来てもほんのりする。
以前に比べると猫ちゃんが少ない感じがしたのだが....
この後,あまり時間を置かずに谷中に来ることになる。
今回,ツアーに誘ってくださったさらぽん女史はいつも私に良い刺激をくださる
この自治体の大先輩。この日は同じく先輩の鰊1号さんとも合流し,初対面を果たす。
志の高い同業者との話は時間を忘れるくらい尽きない。本当にありがたいことだ。
またこのメンバーで近々イベントがある(笑)
世知辛い都会での仕事だが,こういう素敵な出会いもまたある。
たくさん感謝<(_ _*)>
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