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もうすぐ,あなたの歌に手が届く [No Music,No Life]

やさしき者ほど傷つく浮世
  涙の輪廻が来生を迷う
垣衣(しのぶぐさ)から萱草(わすれぐさ)
   裏切りの前の1日へ
  誓いを戻せ除夜の鐘





来週に迫ってきました。
ドキドキ,ワクワクというよりも,試験が近づくような緊張感がなぜか,ある。

1989年からスタートした,コンサートでもミュージカルでもない,
言葉の実験劇場,中島みゆき「夜会」。

この公演のために,すべての曲が書き下ろし。
それが初見,初聴でどこまで人に伝わるのか・・・というもの。
歌う者だけでなく,聴く者の覚悟というか,受けとる気持ちをもって臨まなければという
気持ちにさせられる。
演出をはじめ何から何までみゆきさんが手がけて16回目の「夜会」が始まる。

スタイルの新しさと,開演が20時スタートということもあってか,年々チケットを取るのが困難に
なり,今や2万円という値段以上にプラチナチケットになってしまった。

幸い,私はおそらく10回分は見ることができた。
当初はまだ手探りの状態だったのか,既存の曲で構成されていたが徐々に書下ろしが増え,
前々回に久しぶりに行った時はすべてが書き下ろしでした。2時間近くのステージだが,ずっと
釘付けだった。聴衆を最後まで集中させる力は圧巻です。そしてちゃんと伝わってくる。
涙が自然と頬をつたうのです。


今回の夜会は前回同様「夜物語」。でも前回は「元祖」。今回は「本家」。
私は「元祖」は見ていませんが,とても楽しみです。
予習としては,森鴎外の『山椒大夫』を読もうと思っています。それがベースのようです。

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